■書籍
仮説起点の営業論 キーエンスに学び、磨いたセールス・スキル (角川新書) 新書
– 2025/9/10 鈴木 眞理 (著)
【目次】
新書版まえがき――AI時代にこそ求められる仮説力
はじめに
第1章 なぜ仮説を立てられると「成果を出せる」のか?
第2章 仮説は「間違えてもいい」「完璧でなくていい」
第3章 この5つの視点から「仮説のアイデア」が生まれる
第4章 仮説を「論理的に考え、伝える」技術
第5章 実践! 「仮説構築から交渉まで」の営業論
おわりに──仮説を成果に繋げていく
***************************************
第1章 なぜ仮説を立てられると「成果を出せる」のか?
・P.49 テクノロジーが5000万人を突破するのにかかった時間
電話は75年、インターネットは4年
たしかに最近、AIの進歩がとても早く、数カ月単位で仕事の仕方に変化があると感じます。
日本の1企業で働く自分がそう感じるのだから、最先端技術の中で働いている人は
想像以上の働き方(もしくは働くという概念そのものが変わる時代が来るかも)なのか、
と考えてしまう。
・P.54 結論を早く出すために重要なのは、ゴールから逆算して考えることです。
①決断結果を考える
②その結果が正しいと判断するための要素を考える
③そのために必要な情報を集める
コンサル業務(まだ修行の身...)で、トップダウン思考を意識して
仕事の進め方を整理することもあるので、うんうんと頷いてしまった。
もちろん、ボトムアップ思考での組み立てを使いわけが大切と思ってます。
・P.56 元ソフトバンク社長室長の三木雄信さんが書いた『孫正義「リスク」を「成功」に変える28のルール』によると、孫正義さんはソフトバンクの社員によくこんなことを言っていたそうです。
「どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題は、それ以上考えても無駄だ。」
自分が比較的抱え込んでしまい、時間を浪費する傾向性があると感じてから
Google人工知能チームが採用する15分ルール(*)を意識していたのですが、
10秒とはビックリしました。
それだけ判断スピードを早くして意思決定をすぐできるように
訓練しているのかなと想像しました。
(*)問題に直面したとき、まずは15分間自分で解決を試み、進展がなければ人に聞くということです。
0 件のコメント:
コメントを投稿